今日は、内田百閒の誕生日。今年の誕生祝読みの一冊も、「阿房」か「猫」かのワンパターンか(-“-;)。いや、今年は興味深い2冊を発見(*’▽’)!/旧暦4/29・壬午

5月29日、内田百間の誕生日。

もちろん気のせいだと思うけど、巡ってくるのが、やけに早い気がする百閒先生の誕生日

好きな作家の誕生日には、お祝いに著作を読んで過ごす(⇒全員だときりがないので、思春期からファンでもう逝った作家限定)のですが、その日に慌てて我が書棚を探すも「阿房シリーズ」か「猫」のワンパターン。

しかし、今年は、ちゃんと準備しましたっ!

百閒の本

酒井順子著『鉄道無常 内田百けんと宮脇俊三を読む』KADOKAWA
山本一生『百間、まだ死なざるや-内田百間伝』中央公論新社

こんな面白そうなのがいつのまに?と発行日を確認すれば、昨年の内田百閒の誕生日を前後して出版されたみたい。
いやぁ、気が付かなかったぁ。

目次をざっと眺めれば…。

『鉄道無常…』のほうは、「酒井順子さんって、鉄道紀行文が好きだったのかぁ。」と思える内容。

鉄道無常の目次

目次眺めて、いきなりうきうき楽しみになる。

『…内田百間伝』のほうは、内田百間の作品と、戦前・戦後に記した日記を基に書かれた評伝。
しかも、初の評伝なんだそうで、もう、目次に並ぶ内容からして迫力満点。

百閒伝の目次

ああ、これは、読了するのに、しばしかかりそうです。

ってことで、ブログを書いてる間も惜しいので、読書に入らせていただきますね。

あっ!その前に。
内田百閒センセイ!お誕生日おめでとうございます。

生誕133年目の今年も、ささやかに百閒本を紐解く。
時に、苦労しながら、しかし、楽しく拝読させていただいてますっ!

◆今日は、2022年5月29日/旧暦4月29日/卯月壬午の日/月齢28.3日
◆日の出4時28分 日の入18時49分/月の出3時32分 月の入17時44分