七十二候は「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」の時期です。(7月23日~27日)
暦は「桐が実を結び始める頃」だと言っています。
「花」という文字があるので、薄紫の花を思い浮かべますが、花期は初夏。
暦が言っているのは実のほうですので、こちら。
実際、ひし形の桐の実に遭遇できるのは今頃です。
って言っても、桐の木があるところまで出かければなんですが…。(←暑いし、コロナ禍だし断念)
なんでも生える母の庭には、桐の樹まで育つ。
母の庭には、鳥たちが種を運んできた木々草々が勝手に育つ。
実は、そんな風にやってきて育った桐の木が一本。
最初は、ほっそりと弱々しいたたずまいだったのが、あっという間に大きくなって、春には堂々たる芽吹き。
桐って、樹皮も芽吹きも美しいものなんだなぁなどと眺めたり。
初夏に帰省した時には、大ぶりの葉っぱが育ってました。
もしや、このままあと数年すれば、美しい桐の花→珍しいひし形の桐の実を身近で!!
と母娘ともども超期待しました。
が、育った場所が悪かった。
このまま育つと、家の壁を突き抜け、土台に根を張る可能性が…ってことで、今のうちに切り倒してしまうことに。
…ってことで、暦が「桐始結花」の時期に併せ、母の庭にやってきた桐のことをここに記録しておく次第。
またどこからやってきて、今度はあたりに何もないところで、のびのび育ってねぇ。
後日談ですが…。
桐の木を切った日に、大きな葉っぱを畑に並べたのはなぜ?
わさわさと育った大ぶりの桐の葉を見て、これ幸い。
植えたばかりの野菜の苗を、日差しから保護するのに使ったのだとか。
面白っ(´∀`*)ウフフ。
◆今日は、2022年7月24日/旧暦6月26日/水無月戊寅の日/月齢25.0日
◆日の出4時43分 日の入18時52分/月の出0時40分 月の入15時30分