今日は「みどりの日」です。
となると、初夏の大型連休もあっという間に終盤。
ほーんと、休みの日って過行くのがめっぽう早いよ。
…と、母の裏庭を眺めつつうらぶれる。
思えば、この「みどりの日」あたりが草々の育ち具合も程よくて美しい。
しばらくして夏めいてくれば、草が育ちすぎて、この光景も厄介な雰囲気を纏うんだよねぇ。
せっかくの「みどりの日」なので、雑草観察を!
遠目で眺めた母の裏庭。
近づいて見れば、こんな感じ。
春の帰省時よりも、草々は大ぶりで、存在感もたっぷり。
それでも、ヒトが歩くのを邪魔しない程度のつつましさもある。
普段着で気楽に雑草観察できるのも、春からこのシーズンまでです。
ってことで、まずはいちばんの存在感を醸すこの花を。
うなだれた蕾がすくっと起きて花咲かせる様子が可愛い、春紫苑(ハルジオン)です。
もうこの花は売れるほど咲いています。
次に目立つのは、蒲公英(たんぽぽ)。
大ぶりの蒲公英はもう終わりマジかですが、こんなシュッとすっきりしたのがけっこうたくさん咲いている。
これって、種類が違うの?
それとも土の栄養が違うのか?
小ぶりの草叢に近づけば、そこは烏の豌豆(からすのえんどう)の育つエリア。
この草はマメ科なんでこの紫の花も、のちに小さな鞘状の実を結ぶ。
…よくよく探せばもうあるかな?ないか?
あとは、胡瓜草(きゅうりくさ)とか。
母子草(ははこくさ)とか。
いい感じに群生しております。
一方、以前はたくさん花咲いてたけど、今年はこの一株だけになった金鳳花(きんぽうげ)。
代わりに…というには佇まいが違いすぎるかとも思うが…。
この庭で、初めて酸葉 (すいば)を観察しました。
どこかから飛んできたのかな?
隅々まで眺めればまだ意外な遭遇もありそうだけど、今日はこの辺で。
明日も晴れたら、樹々の観察もいたしたくっ!
◆今日は、2023年5月4日/旧暦3月15日/弥生壬戌の日/月齢13.9日
◆日の出4時47分 日の入18時30分/月の出17時02分 月の入3時49分