ものすごーく久しぶりに、牧野博士の庭へ。
たしか今頃に季節に「牧野記念庭園」を訪ねることはなかった。
…といそいそと向かう。
コロナ禍以前ならば、少なくとも年に1度、「植物学の日」あたりに。
それ以前は、もっと頻繁。
それが、行けそうだった今年の「植物学の日」には、所用がたてこみ、なんと!2019年の初夏ぶりです。
梅雨入りしたあとのここは、より緑深く濃く。
閑散としたところしか見たことがなかった気がする「植物標本園」にもたくさんの草花が育っています。
この時期の博士の庭は、紫陽花の存在感であふれてます。
庭の中もぐるりと回遊。
初夏とは違った花も実も、いろいろで、せっせと眺めては写真を撮る。
さすが、博士の庭なもんで、ここに紹介するにはちょっと膨大すぎ…。
ちなみに、膨大といえば、朝ドラ「らんまん」のおかげか、いつも閑散としていたはずが、来園者も多数。
それよりも明らかに多く咲き、存在感を醸すのが「紫陽花」でしょうか。
まずは、「七段花(しちだんか)」という種とか。
ちょっと小ぶりな「姫紫陽花(ひめあじさい)」を眺め、名を覚え。
…と、名前表示を確認できたのはこの2種だけ。
あとは、このまま並べちゃいますっ!
これはよく見る額紫陽花に見えて、花がほんのり赤いのが珍しい。
そんな種なのか、土壌の質で変化したのか?
違う場所に、カタチが同じで、すっかり紫の花もある。
つまり、土壌が酸性orアルカリ性の違いかな。(←土が酸性だと青色、アルカリ性だとピンクが咲く)
ほんのり赤いのはもう一種。
たぶん、同じ種だと思われますけど、場所が違うと、赤く染まった具合が違っていて面白い。
この庭は、額紫陽花が多め。
そして、白い花も多めです。
こちらは、同じ額紫陽花でも…。
花が大きく垂れさがっているところが面白い。
そんな中。
私のいちばんの気に入りはこの紫陽花。
「ああ、紫陽花たちよ君の名は?」
牧野博士っ!紫陽花と額紫陽花の違いしか分からない私が悲しいですっ😢。
◆今日は、2023年6月9日/旧暦4月21日/卯月戊戌の日/月齢20.5日
◆日の出4時25分 日の入18時56分/月の出23時41分 月の入9時29分