雨ふりの日が続くと、どーも傘が邪魔して見えないものが増えすぎる…かも。
ってコトで、ここ数日は、意識して視線を上方向にして街歩き。
すると、まあ、まあ、まあ~!
初夏に花咲かせたものは、みんな若い実をつけております。
きっかけは、この実り。
銀杏(ぎんなん)です。
いちょうは、株ごと雌雄がきっちり別れ、雄樹、雌樹がある珍しい種で、花も雌雄2種類。
そして、いちょうの開花は、葉の開葉と同時ぐらい。
秋に銀杏のなる樹にめぼしをつけて、この目で花を見てやるぞ!と意気込んでいた...ことを、これを見つけて思い出しました。
ああ、花観察は、また来年かぁ…。
しかし、こいつらは、相当に丈夫なのか。
一度目につき始めると、かなりあちこちに生っているのに気付きます。
秋になれば、あの独特の臭気で気が付かないわけはないのですけどねぇ。
まだこのぐらいだと、なんのにおいもいたしません。
楓というか紅葉もちゃんと実っております。
花は、4月中旬に満開だったのが、いまごろ実りの時期を迎えるんですねぇ。
というか、実の時期も終わりかけ?
柘榴の可憐な花は、もちろんあのカタチに…。
花のころから、変化を観察しないと、ちょっと信じられないぐらいのイメージ差。
それでも、ここまでドラスティックに代わってくれると、観察自体はかなり楽しい。
この先、爆ぜるまで、しっかり見守らせていただきますよ。
山法師は、火星人化(?)がすすみました
山法師が種目を白い布で覆うように咲いていたのも、白い布は散って、中央のごつごつした緑色の塊のみ残る。
そのカタチが、どうも火星人的なイメージ(個人的な見解です…)
その部分が秋口あたりに赤く色ずくとなおさら…という段取りですが。
おおっ!もう赤くなりはじめてるっ!
これは、皇居の庭(二の丸庭園)の山法師。
それならっ!
と、わがご近所・上野恩賜公園の山法師も見に行きましたが、そちらはまだ緑色の塊でした。
今年は、こっちも色ずくとこまで見てやるぞっ!
意外に知られていない南天の花?
実りはじめも見てないヒト多数かと。
南天のつぼみ→花→実などは、こちらで見ていただくとして、これだけは私も見逃してました。
花が終わって、これから実をつけようとする頃の南天。
南天は、家の入口付近に植えられるから、外ゆくヒトにも観察しやすい。
そして、あの赤い実のみを愛でるのがもったいないほど、どの時期も美しさ満載の種みたいです。
この時期だって、活けてみたい気にさせるカタチと思いますよ。
(って、まあ、よそ様の南天なんで、ぐっとこらえてみるだけですが…。こんな状態の南天も売ってないしね)
いちばん楽しみなのが…柿
5月下旬の小満のころに、ユニークなカタチの花を咲かせていたものが、6月中旬にはこんな風。
柿のミニチュアって感じですね。
なんか、このまま一枝ぐらい飾ってみたい気もします。
それが、昨日見上げたらこんなに大きくなっていました。
9月末ぐらいには、色づきますでしょうか?
楽しみだなぁ。
といっても、この写真はよそ様の柿の木なんで、単に眺めるだけですが…。
いちじくは、あと少しで食べごろ
この種は、花を外から見ることはできませんが、今年はずいぶん早くに大きく育ったみたい。
このまま、紫がかってくれば食べごろですねぇ…。
って、これももちろんよそ様のいちじく。
ああ、果樹の育てられる庭が欲しいなぁ…。
と、結局、最後に行きつくとこは、食べるコト…なんだよなぁ。
◆今日は、2015年7月11日/旧暦5月26日/皐月戊子の日
◆日の出4時34分 日の入18時59分/月の出0時34分 月の入14時16分