七十二候は「雀始巣」に。「雀が巣を作り始める時期」と言う意味ですが、雀の巣…観たことないなぁ。でも雀は元気です。/3/21=旧2/13・壬寅

季節の暦・七十二候は、二十四節気「春分」とともに「雀始巣」に入りました(3月20日~24日)。

読みは「すずめはじめてすくう」で、「すずめが巣を作り始める時期」という意味です。

かつては、その辺にふつうにいた雀ですが、東京は、カラスとハトの勢力が甚大。
実は、こうして暦アイテムにされて、はじめて気にし始めたというのがホントのところ。

雀って、近ごろ見たっけ?…とかね。

可愛い顔して、あちこちで出会いましたので、ややホッと。

というコトで、昨年の「雀始巣」の日々から1年、雀を見かけるたびずーっと観察。

我が生活圏にちゃんと生息してました。

夏から…。
夏

冬へ。
秋

そして、近ごろの雀は、花々とともにある。

梅

ふふふっ、可愛い。
しかし、見かける雀って、全部成長したあと…ですよね。
雛なんて見たコトないけど、どこでふ化して育ってるのかは、実感としては謎です。

雀の巣は、屋根の隙間…たとえば瓦の下なんかの狭い場所にちんまり作られる?

そうゆう場所を首尾よく見つけたならば、親鳥は、枯れ草や葉っぱ、毛とか羽根をせっせと運んで巣作りをする。
が、マンションばかりの街場では、電柱に、素材もビニール紐や包装紙で代用して作るらしいです。
…これはちょっと気の毒だな。

東京にだって、巣作りに最適!と思う空き家はあるのになぁ…なんて思いつつ。
これはどうだと、ひそかに思う家の前を…。

うっ!今年も邪魔者が日向ぼっこしてます。

ねこ

あー、去年もいたねぇ。
この茶猫は、普段は全然別の場所で昼寝しているくせに、この時期になるとわざわざあそこで昼寝するんだよなぁ…。

たまには雀にかしておやりよと私はいいたい。
(雀が、この場所で子育てしたいか否かは未確認)

◆今日は、2016年3月21日/旧暦2月13日/如月壬寅の日
◆日の出5時43分 日の入17時54分/月の出15時55分 月の入4時21分