今日は、憲法記念日。
今日から連休帰省で東北の街へ向かう私は、荷物の中にこの一冊。
『超訳 日本国憲法』(新潮新書)
電車が空いていれば、ゆっくり座って読書。
無理なら、まあ、どこかのカフェでひとやすみして紐解くつもり。
ってコトで、5月3日の憲法記念日は、毎年恒例「日本国憲法」を一読する日。
我が国の憲法に近づいてみます。
昨年まではこの二冊。
小学館が1982年に発行し、大ベストセラーになった『日本国憲法』(小学館アーカイヴス)と、中学生を対象に出された『日本国憲法 (小さな学問の書 (1))』(童話社)。
この2冊を書棚からとりだして…。
まずは大ベストセラーになった『日本国憲法』を読む
読み方は以下のように勝手気まま。
しかし、もう30分もあれば読み切れてしかも楽しくもあるので、この方法は、おススメです。
1.施行されたときの内閣のメンバーと天皇の言葉が添えられているのでそこを見る。
ちなみに、当時の総理大臣は、麻生太郎氏のおじいさんである吉田茂です。
2.「前文」は必ず読んで、「なんと素晴らしい、いったいこれはどこの国の話かっ!」と毎年感動する。
ホントに感動しますよ!未読の方、ここだけでも読んでください。
感動したのち、私たち日本人は、いまだ、この前文の精神の足元にも及ばないと反省もします。
3.最後に好きな条文さがしをする。
ふふふっ、実は、ぜんぶなんか読みません。パラパラめくって、好きな条文を探すのです。
しかし、新しい発見が毎年あって興味深く、1年に一回、我が暮らしの基礎の基礎として、こんな風でもぜったい目を通しておくべきものだなと思うのです。
で、ホントは本日のような日のだけに、持ち運びやすい、2013年に、軽装版の『日本国憲法』 (小学館アーカイヴス)を買っておけばよかったのですが、毎年、今日をすぎると忘れちゃうんだよなぁ。
うーん、今年は今日中にAmazonでぽちっとこう!
さて、『日本国憲法(小さな学問の書 (1))』のほうはといえば…。
英訳の「日本国憲法」が収録されているので、それを読む(もちろん好きなところのみ)そして、編集者によって書かれた「まえがき」を読みます。
この本は、憲法そのものではなくて、毎年、もっぱら、この「まえがき」を読むに終始しているかもしれません。
…って、こちらも独自の読み方で恐縮です。
そして、この2冊は、帰省から戻ったらそうして今年も読むことにしましょう。
今年は、解説バージョンから一冊を。
ってコトで、池上彰さんが昨年出した『超訳 日本国憲法』に戻ります。
そして、近頃は、毎年この時期多数の関連本が出版されるので、たぶんまた1冊購入⇒読書となりそうです。
そんな風にして読んで、いまだ処分しきれず我が家の書棚にあるのがもう一冊。
『日本国憲法を口語訳してみたら』(幻冬舎)
超ライトなタッチで口語訳されると、ここまで身近になるもんだねぇと、面白く読んだ一冊。
これも今日の記念日を身近に引き寄せるのにおススメの一冊。
◆今日は、2016年5月3日/旧暦3月27日/弥生乙酉の日
◆日の出4時47分 日の入18時29分/月の出2時21分 月の入14時18分
↓「日本国憲法」について学べる1冊ですよ。