七十二候は、とっくに「鷹乃学習」に入っちゃってました!といっても、東京に鷹…いないので勝手七十二候「夏菜熟」に!/7/19=旧6/16・壬寅・夏土用入

わわっ!
季節の暦・七十二候は、いつのまにか「鷹乃学習」にはいっちゃってましたっ!(7月17日~21日)

読みは、「たかすなわちわざをならう」
そのまま音読みをして「たかのがくしゅう」のほうが意味は取りやすいですよね。

鷹が、卵から雛に羽化するのは、5~6月だそうですから、約ひと月たった今頃が、巣立ちにそなえる頃。
習う技は、飛び方なんでしょうが、それはイコール餌の取り方を含む生き方全般を習う頃という意味。

二十四節気&七十二候がリアルな暦だっただろう頃の江戸時代なら、為政者にとって「鷹狩り」はたしなみのひとつ。
堂々暦アイテムに据えられるのも納得です。

が、現代の東京に鷹の幼鳥…なじみません。
動物園にしかいないもん(笑)。

この時期は、もちろん勝手七十二候にすり替え、「夏菜熟」に!

そうそう、こうゆうピンとこない暦アイテムの時期こそ、勝手七十二候にすり替えちゃう楽しみがあります。
ちなみに、「夏菜熟」「なつさいじゅくす」と読んで、いよいよ「夏野菜の旬」の意味。

実際、今頃になってやっと夏野菜が安くなりはじめるんですよねぇ。
どれどれとスーパーに行ってきました。

とうもろこし買ってきた20160710

珍しいことに、いきなりとうもろこしが安かったっ!
大きいのが1本80円!

ホントは今頃安くなる、トマトもきゅうりもいまいちのところ、いきなり夏の大物野菜(←すんません。私とおもろこしが好物なもんで・笑)がなぜ?

瑞々しいうちに、さっそく茹でます!

とうもろこしの皮を最後の一枚を残して剥き、沸騰させた塩水(塩分2%ぐらいのしょっぱめ!)に静かに投入。
時々、転がしながら10分ぐらい茹で、あとは放置。

茹でる

このゆで汁に入れたまま放置して⇒さます。
ってのが重要なんですねぇ。
柔らかくなったからといって、お湯から取り出すことなかれ!こうして塩分をとおもろこしにしみこませるのです。

だから、塩水をつくる塩も私は自然海塩を使う。
うまみがいっそう引き出されます。

さますこと10分ぐらい!もういいかなぁ~!!

皮を剥いて、ざるにあげて水を切り、お皿に…。

食べる

さっそく一本いただきますっ!

残り一本は、今日は、冷蔵庫がすいているので、塩水につけた鍋のまま冷蔵庫で保存します。
混んでるときは、しぶしぶラップに包んで。

今年のとうもろこしは出来がいいのか?
実がどっしり詰まってる感じですが、これからまた追加で買いに行こうかな?
たくさんあっても、夏の料理にいろいろ使えるんだよなぁ。

あとは、トマトのきゅうりももっと安くなれっ!

◆今日は、2016年7月19日/旧暦6月16日/水無月壬寅の日/月齢14.7日
◆日の出4時39分 日の入18時55分/月の出18時11分 月の入3時48分