7月27日が「すいかの日」である由来はかなり苦しい。縞模様を「綱」に見立て、「な=7、つ=2、な=7」=「夏の綱」…だって。うーん。美味しいからまあいいかぁ。/7/27=旧6/24・庚戌・下弦

7月27日は、「すいかの日」です。

しかし、7=な、2=つ、7=なで、なつ・つな=「夏の綱」⇒すいかの表面の縞模様って、かなり強引だよなぁ。

すいか

確かにいまごろ、スーパーや青果店の棚をに賑わせているから、ここは記念日を作らねば!
と、関係者一同、知恵を絞りまくったのでしょう。
と思えば、カワイイお話し。

東北育ちの私はいましばらくの我慢、我慢。

本来ならば、せっかくの「すいかの日」だし、値段もお手ごろになってきたし、ここは少しいただこうかっ!
といきたいところですが、やっぱ、すいかは丸いのを大勢で分けて食べたほうが旨い。

…ってそこに東北育ちが関係ある?

いやおおありです。

福島の母の裏庭では、あと少しですいかの収穫。

かの地では、6月ごろにかぼちゃの花か?というのが地べたに開き。

いやそれにしては葉っぱが違うぞ?

すいかの花

すいかの花じゃん!といった感じで、すいかの花開き。

おそらく、今頃はこんな感じに実り始めているはずです。

福島のすいか

えっ?北国東北ですいか?
いやいや、もっと北の山形の尾花沢すいかで有名ですから、福島でだってすいかはちゃんと育ちます。
出荷はしてないかもしれないけどね。

8月のお盆のころが食べごろです。

家族みんながご先祖様を迎えるために帰省するころ。
私たちを、ゆっくり冷やしたすいかが、静かに待っている。

さあ、ざっくり切って!

すいかが割れる

おっ!切りきれずにざっくり割れた!
それがまたかえって旨そうっ!

そしてみんなでわしわしといただくのです。

すいかをいただく

やっぱね、これですよ。
すいかはっ!

こうしていただくようになって(=裏庭ですいかを作るようになって)からこっち、スーパーやら青果店で、1/4だか1/8だかに切られて、若干瑞々しさが抜けたすいかは、美味しくない。
…って、気づいちゃったもんで、もう東京ではすいかは買いません。
(まるごと買っても、ひとりで全部は食べきれないしね)

ってことで、「すいかの日」の今日は、静かに福島のすいかを思う一日にします。

◆今日は、2016年7月27日/旧暦6月24日/水無月庚戌の日/月齢22.7日/下弦の月
◆日の出4時45分 日の入18時50分/月の出23時36分 月の入12時10分