七十二候は「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」に。数日前にやっと楓が色ずいて、さあこれから銀杏ってときだってのに?/11/29=旧11/1・乙卯・新月!

季節の暦・七十二候は、「朔風払葉」に入っております(11月27日~12月1日)!

「朔」=北の方角を意味して、「朔風」=北風
そして、その北風が、「払葉」=木の葉を払う

読みは、「きたかぜこのはをはらう」となります。

ええっ!
するってーと紅葉はもう終わり?
うっそー、つい最近、やっと木々が色づき始めたばかりでは?(←感覚的にはまだ10日ぐらい?)

そりゃあてーへんだっ!
紅葉狩りに拍車をかけよう!

東京では見逃せないのが、銀杏の彩り。

ご近所の鑑賞ポイントといえば、やはり東京大学か…。

うーむ、街路に面した銀杏はまだ「払葉」にはなってないみたい。
ほっ。

っていうかやっと色づきはじめ、これから堂々黄色い壁になってゆく。
東大の銀杏

東大といえば、安田講堂前が銀杏の名所ですが…。

安田講堂前の銀杏

うーん。いい感じに色づいてますが、平日でも人出が多く落ち着かない。

私は、農学部のほうの銀杏が好きで…。

ほらほら、ちょうど建物の窓に映り込んで二倍美しい。

農学部の銀杏

そして、地面も黄色い絨毯になりつつあります。
銀杏の絨毯

リアルに「朔風払葉」(北風が木の葉を払う)と頃となったら、黄色い絨毯はさらに厚みを増して美しい黄色。
もう一度こなくちゃね。

そして、ハチ公と上野英三郎博士像。

ハチ公と上野英三郎博士像

銀杏をバックに写真を一枚撮って、「よかったねぇハチ公!先生に会えたねぇ」と言ってみる。

さてさて、ここがこんだけ色ずいているなら、上野公園の西郷さんのあたりとか、代々木上原側から明治神宮に向かったあたり。
ああ、それと明治神宮外苑もね。

けっきょくひととおりハシゴしてみたくなる私です。

今年の紅葉狩りの収穫も確認。

今年は皿に盛るほど収穫したみたい?

紅葉狩り

紅葉狩りって言うからには、やっぱりリアルに狩ってみたい。
で、落ち葉を拾って、ちょっと皿にもってみたら…ちょっとじゃなかったみたいです。

ちなみに、松ぼっくりは、いただいたり買ったりした私のコレクション。
これも拾って楽しみたいけど、庭園・植物園ではタブーです。
葉っぱももちろん街路で拾ったもののみがルールかなぁと。

東大の銀杏の落ち葉はいただきましたけど…ありがと!

◆今日は、2016年11月29日/旧暦11月1日/霜月乙卯の日/月齢29.4日/新月!
◆日の出6時30分 日の入16時28分/月の出5時51分 月の入16時34分