七十二候は「雉始鳴(きじはじめてなく)」に。いや啼かないねぇ。で、ヒトはせっせと身体を温めることばかり。/1/19=旧12/22・丙午

季節の暦、七十二候は「雉始鳴」の季節に入ってました(1月15日~19日)。
読みは「きじはじめてなく」で、雉(きじ)が啼き始める頃??

啼くのは、雄が雌への求愛活動…ってことなんですが、東京ではなかなか啼かないので、あやうく飛ばすとこでした。
…実は今日までっ!

しかし、こんな寒い時期に、雉が啼く?

昨年の今日は東京でも雪が積もってましたし、今年は数日前から全国的な大寒波来襲。

雉って、こんな時期にも活動してる?
不思議だなぁ。
と毎年、この時期にこの暦アイテムが選ばれたのか、つらつら考えるのですが謎は深まるばかりです。
まあいいか(←毎年言ってる・笑)

七十二候「雉始鳴」の時期は、寒さ対策!
酒粕をいただこう!!

そうそう、暦が「雉!」と言い出したら、私の場合、条件反射的に「酒粕」を探す。
「冬土用」とか「寒の内」とかが合図の場合もありますが…。

新酒が本格的に出回る頃が、この寒さの底のころなのか?
酒屋さんはもちろん、不思議とこんなお店にまで?と思う場所にも「酒粕」が並んでいます。

そこから、毎年違うものを用意する。

ってことで、今年はコレ。

酒粕パック

今回は、いつも行ってる青果店で購入しました。

この崩れた感じが使いやすそうと思ったもので…。

酒粕中身

開けたら、ふわっとお酒の香りが広がります。(←私は下戸なんで、ちょっと酔いそう)

板状のところを探して、まず焼いていただく!

こうしていただくと、かなり美味しいもんで。

焼き酒粕

フライパンで焼いてかるく焦げ目をつけて、はちみつかメープルシロップ。
特に焦げ目が美味しいもんで、フライパンからせこくこそぎ落としました(^^♪

この食べ方は、酒屋さんに教えてもらったんですが、とにかくうまいっ!

そして、味噌+酒粕を入れた味噌汁が続く

あとは、難しく考えず、毎日の味噌汁に入れる。

いつもの併せ味噌にプラス酒粕。
こんな感じの配合で。(←適当です)

味噌と酒粕「

さあできたっ!
我が家は、具沢山すぎる味噌汁。
味噌汁

そこに酒粕をちょい入れすると、濃厚でおいしい。そして食べてるうちにぽかぽかと、腹の底から温まる感じです!

ということで、暦が「小寒」「寒の内」「冬土用」「雉始鳴」あたり…と言い出したら、意識は身体を温める食べ物の事ばかり。

そして、明日は「大寒」!
この時期を乗り越えれば、暦の上の春ですが、今年の酒粕がなくなる頃に、リアル春がやってくるという段取りです。

◆今日は、2017年1月19日/旧暦12月22日/師走丙午の日/月齢20.8日
◆日の出6時49分 日の入16時55分/月の出23時48分 月の入10時51分