妙に忙しい、東・東京の年中行事夏バージョン。
最後を飾るのは浅草寺の「四万六千日」
全国的には「ほおずき市」といったほうが、通りがいいんでしょうけれど、7月9日・10日は浅草寺の「四万六千日」。
というのが正しい。
この日お参りすれば、4万6千日分お参りしたのと同じご利益がある!
というありがたい日=「功徳日(くどくび)」です。
つまり…。
年一回の後利益セール?
いや、ご利益へのショートカット?
…と、よぎるのはそうゆう罰当たりなことだったりもしますが、そういう不逞の輩の私も、お参りはじめてかるく10年は越えた。
つまり、46000日×10回÷365日=1260年分っ!
なんか、観音様もおおらかに許してくださるんじゃあないかな…と。
46000日分のお参りを済ませたら…。
ってことで、まずはお参り。
そして、拝殿内に大きく飾られたコレ!
「雷除け守」を授与いただく。(もちろん、ポータブルなやつね)。
…と、ここまでが「四万六千日」の前半。
さあ、それでは門前市の「ほおずき市」へ!
そうそう、いまやこの名のほうが有名な「ほおずき市」は、功徳日「四万六千日」参拝者をあてこんだ門前市。
というのが正しい位置づけ。
商いされるほおずきは、縁起物でもあるけど、一足早い東京のお盆アイテムでもあるのです。
ほおずきを下す庭を持たない私は、鉢植えは見るだけで…
あっ!グリーン一色のほおずきもいいねぇ。
買って帰るのは、実ほおずき。
これひとつが500円と縁起物なのでややお高いけど、買いやすい。
お参りに通い始めた10年前は、一か所二か所の露店だったのが、いまや、けっこうあちこちで売られてます。
さあて、「夏越しの祓い」から始まった夏の入口の行事は、「お富士山(富士塚)の開山式」⇒「入谷の朝顔市」⇒「四万六千日」&「ほおずき市」と、忙しかった。
はっ!と気づけば、もう梅雨明けも目前か?
季節はあれよあれよという間に移ろってゆくものですねぇ。
◆今日は、2017年7月9日/旧暦・閏5月16日/皐月丁酉の日/月齢15.0日/満月!
◆日の出4時33分 日の入18時59分/月の出18時55分 月の入4時27分