「芙蓉」が咲き誇って、いよいよ夏花も最後かなぁ。といっても、まだ実感としては夏来たらず、雰囲気は梅雨の晩夏ですが😊。/旧暦6/28・戊寅

夏土用入に「木槿」を見上げ、立秋・お盆とすぎて、いよいよ「芙蓉」。

この花が咲き誇れば、もう夏は終焉。

芙蓉

っていっても、夏らしくない日々
ホントは、スカッと青空背景に写真を撮ったら、美しいんだよねぇ…どうなってんだろ今年の夏。

そんな今年も、「木槿(むくげ)」「百日紅」「夾竹桃」と追って、いよいよ夏花も「芙蓉」でフィナーレ。

まだまだ、いずれの花も咲いていて、晩夏は、夏花の大団円で、華やかに演出しようとするごとくです。

「芙蓉」は美人花の列に加わる花でもあって…。

美人花といえば、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」の3種が有名。

しかし、「芍薬」「牡丹」「百合」は、ほぼほぼ、たたずまいの美しさを花にたとえているものですが、「芙蓉」の美人は「顔立ち」ではないか?

芙蓉大輪

…と、近くで眺めて、そう思う。

ひきで全体を眺めるのも、美しいけど、やっぱ、じーっと近くで見て美しい花。

芙蓉は蕾も個性の美しさ。そして種になっても成熟の美。

ってことで、まだ間に合うんでつぼみを探そう!

こんな風に花の色を、ちら見せしてるのやら…。

蕾

もうほぼほぼ咲きそうなのやら。

芙蓉の咲き始め

この状態なんかは、不思議なカタチですが、胸元にこれをひとつ飾ってみたい。

で、私がいちばん好きなのはコレ。

芙蓉の種

芙蓉が散って、熟して種を孕んだ茶色いこの時期。

芙蓉の種

これは、あとひと月ぐらい。
もちろん、じっくり眺めて楽しむ予定。

そうそう、この花は、いつもの皇居東御苑にもたくさん咲いているはずです。
…しばらくぶりで訪ずねようかなぁ。

追伸:そういや、今年は「凌霄花 (のうぜんかずら)」を見なかった?

観察スポットが軒並みマンションになっちゃったからかぁ…。
まあ、そうゆう年もあるさねぇ。
…っていうか、古い家やアパートを解体⇒新築は、まあ仕方ないとして、古ければ古い家ほど、見事に育った庭木&草。

それを根こそぎ亡き者にするっての、辞めてくれませんかねぇ。

なんか、そうゆうのって、ヒトの都合で、動物を捨てるに等しい気がしてならない。

◆今日は、2017年8月19日/旧暦6月28日/水無月戊寅の日/月齢26.7日
◆日の出5時03分 日の入18時26分/月の出2時00分 月の入16時24分