晩夏になって、今日は旧暦の七夕です。ってことで念願の梶の葉で室礼…もどきを。/旧暦7/7・丁亥

ふと暦を眺めてみたら、今年の旧暦の七夕はこんなゆっくり!?

今年は、閏5月があって、さらにひとつき遅れたからですが、8月は梅雨のごとく、曇りと湿気、のち豪雨とか。
かえって、いまごろ晴れの日続きで、今日は星空、見えないかなぁ~(^^♪。

さっそく、数日前から我が家の室礼もどきは、こんな風です。

梶の葉で室礼

七夕の節句には、古く奈良時代あたりから、技巧・芸能の上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が行われ、様々なカタチで今にもつながっているみたいです。

なかでも、「梶の葉」は、かつての短冊代わり、そこに、和歌を書いて、供えたりもしたらしい。
古い時代は、その梶の木にじたいに、和歌とともに、硯、墨、筆…etcと、さまざまな道具を飾ったとも言われてるみたいです。

新暦7月7日に梶の葉なんてみあたらず…。

見つけたのは、やっと一本、六義園の園内…だったり。
いや、まさか、こっそり1枚ってのも、難しいよねぇ…。

ってことで、新暦七夕に六義園に飾られていた梶の葉をながめ。

梶の葉 六義園

羨ましすぎて身もだえしたり😊。

しかし、8月に入れば、続々と現れて…。

こんなのがたくさんっ!

梶の木

ええっ、もしや雑草みたいにどんどん生えるってやつですか?

そして、ビルの谷間にぽかんと開いた空き地で遭遇。

梶の木

もう迷いなく、葉っぱをいただき、上の室礼もどきになりました(^^♪。

ちなみに、のちに六義園で…。

私「あの、梶の木は、実もなりますか?」(←赤い実がつくらしいが、実物をみたことがなく、やや憧れ)
六義園のスタッフの方「ああ、実がなるのご存知ですか?なりますよ」
私「じゃあ、秋になったらまた見に来ますね」
六義園「あっ! 実は、もしかすると伐採してしまうという話も…」

ってことで、こちらの梶の木も勝手に生えてきた、雑草…じゃなく雑木くさいね。
ここは、植物園じゃなくて、庭園だからなぁ…。

念願の梶の葉飾りが叶ったもんで、今度はその実を見てみたいというささやかな欲望。
街路で見かけたそれには、実…なるんだろうかなぁ?

まあ、そんなことより、今宵は晴れて織姫・彦星の逢瀬が叶うかってほうが大事かな?

◆今日は、2017年8月28日/旧暦7月7日/文月丁亥の日/月齢6.4日
◆日の出5時10分 日の入18時14分/月の出11時16分 月の入22時12分