七十二候は、「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」の時期(11月22日~26日)です。
「虹」のあとに「蔵」の字を置いて、「にじかくれて」と言う。
この暦が、ここに「蔵」の字を持ってきたところが個人的には好きです。
なんか、大切な宝物を蔵にしまうみたいなイメージ。
空の蔵には、森羅万象の様々な季節の宝物が、その時期が来るまで静かに眠っている…みたいなことを想像したり😊。
そうやってしまったから「不見」=みえず。
暦は、空に虹がかかるのももうそろそろ終わりだよと言っている。
いやいや、今年はまだ虹ひとつ見てないってっ!
…そうなんですよねぇ。
そもそも虹が見えるのに必要な「雨」…は多かったけど、降った後に「強い太陽のヒカリ」が出ることはなかったかも?
今年は、6月からずーっと、秋まで、梅雨みたいにどんよりした日々だったもんねぇ。
ってことで、気に入りの虹写真を眺め、今年の虹としばしの別れ
…とすることにした。
っていっても、全部、母の家のある福島での光景なんですけどねぇ。
で、この地で、いちばん虹が多いのは、例年、なんと11月上旬ごろ。
冬も始まらんという時期になぜ?
だから、こんな干し柿とのコラボ写真があったりもします。
しばしお別れ、さよなら「虹」。
また来年。
こんどは、しょっちゅうお会いしたくっ!
◆今日は、2017年11月26日/旧暦10月9日/神無月丁巳の日/月齢7.6日
◆日の出6時27分 日の入16時29分/月の出12時00分 月の入23時05分