今日は、二十四節気「小寒」です。
そして、今日から「寒の入」です。
「寒さが徐々に厳しくなってゆく」と暦は言うけど、この先に控える「大寒」よりはまだまだ…のはず。
つまり、15日後の「大寒」を過ぎて、さらにその先「立春」まで、いちばん寒い季節到来。
…ってことで。
寿いでいた「年賀状」も「寒中」のお見舞いへ。
今日からは、年賀状のお返事も(無精しまくって今頃書いてる年始の挨拶も(-_-;))、挨拶の言葉は「寒中見舞い申し上げます」。
が、ハレの日過ぎても、寒さ厳しくなったとしても、節分までは行事満載。
せっかくなので、今年も恒例「寒中見舞い」の写真の説明!
それも兼ねて、おススメ行事をご紹介しましょう。
・1月7日は「春の七草」。
今年も、七草がゆで、健康祈願。
ちなみに1月7日は、五節句の最初「人日の節句」でもあります。
・寒中丑の日は、丑紅を。
「寒の内」の丑の日を江戸人たちは「寒中丑紅」と読んで、女たちは、色めき立って「紅」を求めた。
いわゆる江戸のコスメ商戦ですか。平成の世も私は、この日に今年色のルージュを新調します。
できれば、江戸の世のように、撫で牛をおまけにつけてほしいとも思う。
ちなみに、今年の寒中丑紅の日は、1/9・21、2/2の3回。
・1月10日は関東エリアでも「十日戎」。
十日戎は基本、上方の行事ですが、鎌倉の本覚寺でも開催、ここでは「鎌倉えびす」という行事名ですが…。
写真は、そこで人気のお守り「にぎり福」です。
・七福神参りは今年も谷中で10日まで。
東京中にて「七福神参り」は盛んですが、私は、毎年ご近所の谷中を廻る。
廻り始めて、今年で11年目を迎えます。
・1月25日に、天神様の初天神「鷽替えの神事」を経て…。
木鷽さんたちも、天神さんに納めて…。
新しい木鷽さんをいただいて歩く。さあ、今年は何社廻れるかな?(←ってか、また廻る?)
・節分まじかになったら「福豆」をあつらえて。
これは、ご近所根津神社の「福豆」。
節分の少し前から授与いただけるので、しばし神棚に供えて、節分の日を待ちます。
・花見も始まる。
梅に椿に水仙、寒の内に咲き始める花もいろいろ。
「蠟梅 (ろうばい)」のふるふるした黄色は眺めときたい。
そうこうして、いるうち、やがて春。
そういや、寒さもさして苦にならなかったなぁ…なんて日々。
淡く期待したい、寒の内のスタートです。
◆今日は、2018年1月5日/旧暦11月19日/霜月丁酉の日/月齢17.9日
◆日の出6時51分 日の入16時42分/月の出20時25分 月の入9時13分