今日は、雑節の春・社日(しゃにち)です。
二十四節気や七十二候のルーツは、中国にありますが、「雑節」は日本オリジナル。
外国産の暦ではフォローしきれないところを補う目的で、作られた暦アイテムです。
たとえば、「節分」や「八十八夜」などは「雑節」の中でもメジャー。
ですが、「社日」って?
春・秋のお彼岸のちょっと前にひっそり暦に登場し、気になる存在ではありますね。
実際、その日付は、春分(秋分)の日に一番近い「戌の日」と決められていますので、お彼岸のあとになる場合もあるし、戌の日と戌の日のちょうど真ん中に春分(秋分)が来て、その場合は、ちょっと複雑な日付の決め方になる。
が、まあ、今年は、どちらにも当てはまらないので割愛😊。
社日は「土の神」を祀る日。
転じて、生まれた土地の神様(産土神)に感謝する一日。
ってことで、「秋の社日」には、カミサマに秋の収穫物をお供えして過ごしています。
正式には「初穂」を供えるらしいのですが、それだけだと寂しいので毎年秋の果物もプラス⇒こんな感じ。
そして、「春の社日」は「穀物の種を供えて豊作を祈る」らしいと知って、秋の果物の種子を残す。
とっておいて、春に種まいてみようという算段ですが…残して忘れるが続きました(-_-;)。
がっ!
今年は、ちゃんと覚えてましたっ!
左下が「梨」に右下が「葡萄」の種です。
加えて、昨夜のおかずの「南瓜」の種、ハートを携えた「風船葛」の種なども撒いちゃおう。
種はいろいろ撒いたほうが、芽が出る確率も高そうだしね。(←つまり保険?)
社日の日は、土いじりを忌むともいうので、あらかじめ昨日これを種まいて、今日の日に備え待ちました。
さあさ、種まきましたよっ!
ペットボトルの下半分に切ったのや、お総菜の入ってた容器に土を入れ、水で湿らせ、種をおいて…。
土中に軽く埋めました。
そして、部屋の片隅に置く。
表面が乾いたら、霧吹きで水…でいいのかなぁ。
ちなみに、参考書はこの一冊。
藤田雅矢著 『捨てるな、うまいタネ』WAVE出版
数日前に再熟読したところ(種の撒き方は、最終章のみなんで、すぐです)、フルーツの種は、乾燥させちゃうとダメだとか、すでにいろいろネガティブ情報ありです😞。
なんで、「南瓜」や「風船葛」の種は、保険のつもり。(←やっぱり)
そして、芽吹きは、10日ぐらいかかるとか。
さてさて、どうなるかなぁ?
最終目標は、鑑賞用に育つまでで、まさか、梨や葡萄や南瓜の収穫などと大それたことは期待しておりません(*‘∀‘)。
が、芽吹いたら、超嬉しいだろうなぁ。
社日のカミサマ(=産神様)どうぞ、よろしくおねがいいたしますっ!
◆今日は、2018年3月17日/旧暦2月1日/如月戊申の日/月齢29.2日/新月!
◆日の出5時50分 日の入17時50分/月の出5時47分 月の入17時29分