暑さ寒さも彼岸まで…の今日は、「秋彼岸入り」です。そして、今年も律儀に彼岸花こと「曼珠沙華」咲く。/旧暦8/11・乙卯

今日は彼岸の入りです。

「暑さ寒さも彼岸まで」のとおり、もう数日前みたいな暑さはごめんこうむりたいな…と思う。
でも、実際、このコトバに裏切られたことはないかもね。

もうひとつ、裏切らないモノ。
お彼岸が近づくと律儀に花咲かせる「曼珠沙華」

彼岸花

さすが「彼岸花」の名を背負っているだけあって、今年も、ちゃんと彼岸の入りに間に合って、冠みたいな花を咲かせております。
小石川後楽園の水辺に咲く姿が風情あり…です。

訪ねたのが雨上がりの直後だったんで…。

彼岸花

雨粒が、冠に飾れた宝石にも見えて、面白い。
こりゃ得したかもね😊。

暑い日々が長くて、今年は開花が遅い?
いや、こりゃこりゃ大量(◎_◎;)。

実は、ご近所の鉢で育つ曼珠沙華に、おなじみの不忍池の畔に…と、注意してたんですが、今年、この花の開花は遅かったと思う。

さすがの小石川後楽園入ってすぐは、ポツポツとした開花。
うーん、やっぱここも遅いかぁ…と、ともかく園内奥へ。

池を過ぎ、田んぼや藤棚のあたりへ着いたら…。

彼岸花

どっさり咲いておりました。

ひとつでもたいした存在感。
こうしてまとまって咲くと、実はちょっと怖い。

怖く感じるのは、全草毒を纏った花だからか?
それとも、少なからずあの世にかかわりのある花だからか?

ともかく、こうして、彼岸に向けて少しずつ咲きだして、あの世=彼岸と、此岸(しがん)=俗世が、近くなるといわれるお彼岸の中日あたりに満開。

その咲きっぷりたるや、あの世に、この世をはっきり見せるために違いない。
…と思うほどに、紅い炎で照らすように咲きます。

なんか、侮れない花なんだ。
…その侮れなさが怖さの理由かな?

怖く感じても、すごく好きな花。

◆今日は、2018年9月20日/旧暦8月11日/葉月乙卯の日/月齢10.4日
◆日の出5時27分 日の入17時42分/月の出15時06分 月の入0時35分