七十二候は「雪下出麦」に。年末年始に過ごす東北の街は雪景色。その下にも芽吹きあるのかな?/旧暦11/28・庚子

七十二候は「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」の時期です(1月1日~1月5日)。

あたりは一面の雪景色。
寒いです。

雪景色

しかし、「その雪の下で、麦の芽はもう芽吹いているよ」と暦は言っています。
寒さの中で、少し先の春を思うような、ちょっと希望ある暦コトバ。

新年最初の七十二候にふさわしい気がしますね。

年末年始は、久々の大雪に見舞われた福島の街。

そもそも、空気の温度が東京と全然違って、体感温度マイナスな寒さ。
そこに白い光景が広がりまくると…。

雪景色

ただただ寒いです。

見上げれば、おおっ!

雪景色
つららじゃんっ!
北国東北といっても、福島は東北南部。
つららができるのもかなり珍しいのです。

積雪も…。

雪景色

松の枝に積もったこれ、50cmはあるんじゃないか?
これも、例年にない積雪量かと。

さすが、何年振りかの大寒波の来襲です。

ってことで、東北の街の「雪下」には、「出麦」=麦の芽吹きに匹敵するものは、まだ時期尚早。
例年、木の芽の芽吹きとか、梅の花の蕾やらを眺めて来る春を思ったりするのですが、今年は、逆に珍しい雪を楽しむのみって感じですね。

◆今日は、2019年1月3日/旧暦11月28日/霜月庚子の日/月齢26.8日
◆日の出6時51分 日の入16時40分/月の出4時02分 月の入14時33分