“にゃんにゃんにゃん”だから2月22日は「猫の日」ってなぁ。
一応、遠い目をしてその適当な由来を思ってみるが、猫好きには、そんな日があれば、なんだって、いつだっていいかな。
この記念日を作るにあたっては、一般社団法人ペットフード工業会の協力の元、愛猫家の学者&文化人たちが実行委員会を組織したんだとか、しかも、制定は1987年。
けっこう古く長く続いた記念日みたいです。
で、気づけば、2月に入ったとたん「猫の日」に先駆けてイベント多数。
お店にゆけば、猫関連グッズやお菓子がやたら目につくのは、私が猫好きだから…だけじゃなかったみたいです。
ということで、恒例。母の家の猫たちを。
実は、私の子どもの頃は、犬派の家。
両親が猫を飼うようになったのは、私と弟が家を出て独立したずっとあとで、知らない子たちも多数でした。
私が、母の猫たちを身近に感じるようになったのは、父が逝ってひとりになった母の家へ頻繁に帰省するようになったあと。
ってことで、その猫たちだけですが一挙にいきますっ。
最初に仲良くなった猫「ちびくろ」。
白くないけど「しろ」と。
小さかった頃はどんぐりに似た色だったから「くり」。
一緒に生まれた「いち・に」…と。
「さん」。
こうして並べてみれば、ただひたすらに手抜きの名づけだ😊。
しかし、この「いち・に・さん=1・2・3」には膝を打つた。
いっちゃん、にちゃん、さんちゃんと「ちゃん」付けで呼べば、案外手抜きに気づかないではないか…と。
しかし、ずいぶんいたんですねぇ。
母の家に住み着いた彼ら。
ちびくろは、車のエンジンルームに潜みつつ父の車に運ばれてやってきたんだとか。
そして、それ以外は、母を乳母と見込んだ母猫(ちびくろ以外はぜんぶ同じ母猫から生まれた)が首根っこ咥えて連れてきて、養育を委託していったのだとか(母談)。
風来坊の母猫は、その後、母の家の軒下で息を引きとる。
まったく、見込まれたものですね。
さて、この子らのその後。
ちびくろは、かなり長生きし、2009年に推定18歳で逝った。
さんちゃんは1歳ぐらいで感染症にかかって苦しみつつ逝き。
5歳ぐらいまで生きたにちゃんも、どこかで毒入りの食べものを食べて逝った。
しろちゃんは、女の子だけど、放浪好きで、ある日ふと出かけたまま帰ってこない。
いっちゃんとくりちゃんは、長く母と一緒に暮らしたが、一昨年の夏、まずくりが逝き。
冬にいっちゃんが逝った。
そして、今。
彼はいっちゃんが連れてきた猫「ちょび」。
死期を悟ったからなのか「後継ぎは彼」と言った風で招かれてきた。
最初は、野生を忘れず慎重な猫で…。
寝てるか?
と近寄ってもすぐ目を覚ますやつ。
がそこが可愛かった。
今は、触ったっておきません。
そして、そのちょびが、招いた…としか思えない、猫「ちゃ」。
彼女は、ここに来るまでよほどヒトにひどい目にあわされたと推定。
ふだんは、家のどこかに身を潜め、時々水&ごはんを食べに姿を現す。
そこを激写っ!
たいがいびくびく緊張してるもんだから、もうしわけなくこれで撮影を断念…の貴重な一枚。
それが、たまーの気まぐれで、写真撮ってもいいよ…みたいに。
少し、ポーズをとってくれる時があります。ふふふっ。
まだ、母以外には触らせないけどねぇ…😞。
この2匹が、現在の母の同居猫。
帰省の際には、私にとってもプチ同居猫。
ちなみに、「猫の日」の制定趣旨は「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝して、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日」だそうですが、確かに、彼らがいるっていうだけで、なんだかでれでれ喜ばしい。
猫ってすごいなぁ…ってことで、今日の「猫の日」でした。
今日も、母のネコたちは元気かなぁ=^_^=
◆今日は、2019年2月22日/旧暦1月18日/睦月庚寅の日/月齢17.2日
◆日の出6時21分 日の入17時29分/月の出20時32分 月の入8時07分