今日はいんげん豆の日。ルーツは高僧・隠元さんにあり。で、ココロ静かにいんげん豆を煮ます。/旧暦2/28・庚午

4月3日は、いんげん豆の日。

由来は、いんげん豆を大陸から日本に伝えた、禅宗の高僧・隠元さんのご命日だから。
…といっても寛文13年4月3日がご命日なので、旧暦。
日付を採用してるみたいです。

つまり「いんげん」の名は「隠元」からとられて命名。
そして、このいんげん豆は、最初、精進料理の食材として日本に渡り、のちに、頻繁に飢饉の起こった江戸時代の日本人の飢えを救う救世主となったのだとか。

どんな荒地でもすくすく育つ丈夫な豆。
乾物として保存も可能で、栄養価も高い。

その豆に、隠元さんの名をつけた。
そこには、江戸人たちの感謝の気持ちが込められているんでしょうね。

今年も、いんげん豆を粛々と煮ます。

ひとくちにいんげん豆といっても図鑑などを見れば膨大な数。
(世界中に1000種以上あるそうです。)

なので、いろいろないんげん豆を煮てみたいものだと思うのですが、手に入るのはいつも同じ。

今年も入手しやすい「金時豆」を。

いんげん豆

それを軽く洗って、静かに水に浸し

いんげん豆浸す

先ほど、煮始めました。

いんげん豆を煮る

沸騰させて、灰汁をとって、ここからは、コトコトしばし。

さて、煮あがったら、今年はどんなふうにしていただこうか?
少しは砂糖で甘く煮て、あとは、スープに入れたりサラダにしたり、そうだっ!今年はチリコンカンに挑戦してみようかなぁ。

思いは広がりますが、昨年は、煮あがったら、ほとんどそのまま食べちゃったんですけどね。(塩はかけた😊)

◆今日は、2019年4月3日/旧暦2月28日/如月庚午の日/月齢27.5日
◆日の出5時26分 日の入18時04分/月の出4時36分 月の入16時01分