今日は「百人一首」の日。となれば、すでに一年に一首となったあの本&この本を紐解かねばなと、書棚からこの二冊(;^_^A。/旧暦4/23・甲子

5月27日は「百人一首の日」。

由来は、1235年(分暦2年)の今日、藤原定家によって小倉百人一首が完成に至った…という由緒正しい記念日です。
もちろん旧暦なんで、日付を採用したってことですね。

ってことで、毎年この記念日が近づくと「あっ!今年こそは、百人一首をちゃんと読みたい」とか殊勝に思い立ち、本屋の和歌のコーナーへ。
で、ある年見つけた、英訳バージョンのコレ。

英語版百人一首

『A Hundred Verses From Old Japan – 百人一首』ウィリアム ポッター訳

試しに読んでみたら(もちろん、英和辞典必携)、これが日本語で学ぶよりわかりやすい。

で、以降は、「今年こそは、この英訳バージョンで百人一首を読みたい」に変化して、しかし、なぁんか、毎年一首とかで1年たっちゃうんだよなぁ(-_-;)。

今年も、副読本とともに一首。
…いや、せめて二・三首ぐらいは💦

昨年、これなら百人一首鑑賞がもしやすすむか?
…と買った今日マチ子さんの『百人一首ノートとともに。

百人一首2冊

こちらの一冊は、漫画家の今日マチ子さんが、百人一首を現代風に解釈
⇒漫画作品にした一冊。
この2冊をいきつもどりつ鑑賞すれば、「ああ、そうかぁ~(*‘∀‘)」という発見しきり。

一首鑑賞するのに、深く広く豊かな世界がくり広がったりするのです。

さて、今年はこの一首からいくかな。

田子の浦にうち出でてみれば白妙の
富士の高嶺に
雪は降りつつ

山部赤人

山部赤人の和歌

今日マチ子さんの絵をページを繰りつつ眺めつつ、この涼し気なページにピンと来たんでした。
今日も暑いからね。

…ああ、今年もまた一首で終わりか?
まあいいや、毎年忘れさえしなければ。(←究極の怠けココロ。あと二・三首は観賞しようよ、私)

◆今日は、2019年5月27日/旧暦4月23日/卯月甲子の日/月齢22.2日/下弦の月
◆日の出4時29分 日の入18時48分/月の出0時38分 月の入11時41分