七十二候は「寒蝉鳴」に。そしてこんな「蝉時雨」降る日々のさなかが「終戦の日」でもあるんですね。/旧暦7/15・甲申

七十二候は「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」の時期です。(8月13日~17日)

暦は「寒蝉」=ひぐらしが鳴く頃と言い出しました。
といっても、「寒蝉」=「蜩(ひぐらし)」ってわけでもないみたい。
ざっくり、蝉鳴く頃と思って、耳をすませば…。

いや、すまさなくとも、外出すれば蝉の声の最盛期。

セミ

暑さが怖くて、極力外出しないもんで、たまに外出て、蝉時雨に( ゚д゚)ハッ!とします。

そして、蝉時雨の降るさなかに今日は「終戦の日」

だからかどうか、リアルに知らないその日を、玉音放送、抜けた青空…に蝉の声みたいなイメージが飾る。

だから「焦土となって蝉の声も聴かなかった」
…と、今年、どこかのTV番組の証言を聞いてハッとしたこと、ここに書いて覚えておかなくちゃと思う。

土中にいた蝉、無事羽化した蝉も、空襲でもろとも焼き殺された日々。
それほどに根こそぎ、徹底的に…とてもリアルに怖いと思う。

その恐怖の日々に引き戻されないようにもっとしっかりしなければと、自分に言い聞かせる一日でもありますね。

…ということで、明日からしばしこのブログも2~3日夏休暇をいただきます。

◆今日は、2019年8月15日/旧暦7月15日/文月甲申の日/月齢14.0日
◆日の出4時59分 日の入18時31分/月の出18時37分 月の入4時19分