七十二候は「霜止出苗」に。暦のいう苗って稲のこと?稲の代わりに、街暮らしで今頃に咲く花を探してみました。/旧暦4/3・戊戌

七十二候は、「霜止出苗(しもやみてなえいづる)」の時期です。(4月25日~29日)

暦が「霜が降ることもなくなって、苗が生長し始める頃」と言っています。

「霜止(しもやみて)」って今頃に?
と陽気よくなった初夏直前の日々なもんで毎年思うんだけど、これってリアルも同様。

気象台から出る「霜注意報」は、3月から5月の期間限定なのだそうです。
つまり、晩春まで霜降る可能性があるってことなんですね。

苗の成長ぶりはなかなか見られない街暮らし。

暦が言ってる苗って、稲のことだろか?
街ではそれを眺めるのは超まれなんで、代わりに、毎年今頃眺めて楽しいものってなんだろ?
…と考える。

まずは、稲つながりで、なじみの田んぼの蓮華(れんげ)草。

蓮華草

小石川後楽園の田んぼに、今年もきっと咲いてるはずです。
かつて、蓮華草は、春の畑や田植え前の田んぼの定番の草。
この先、土にすきこんで肥料にしたんだそうです。

ああ、眺めに行きたいっ!

ご近所の街路なら、東京都でいちばん多いらしい花水木(はなみずき)。

徒歩5分の大きな通りの両側には、「花水木」の白はもちろん。

花水木

も。

赤の花水木

歌の歌詞に出てくる薄紅色も咲いています。

花水木薄赤

ってか、つぼみがないから、もうそろそろ終わりかなぁ?

今年はちょこちょこ外出するのは自粛。
なのでこんなご近所の花水木もゆっくりじっくり観察することならず(←その時間は銀杏の芽生えに費やしました。)

なもんで、ちょっとユニークな花咲く様子すらはずしたなぁ😢(→その様子は昨年のをどうぞ。)

◆今日は、2020年4月25日/旧暦4月3日/卯月戊戌の日/月齢2.0日
◆日の出4時56分 日の入18時23分/月の出6時15分 月の入20時20分