七十二候は「葭始生」に。東京にも「葭(あし)」の芽生え、気になるのは「蓮」の芽生え(*’▽’)。/旧暦3/10・己亥

七十二候は「葭始生(あしはじめてしょうず)」の時期です。(4月20日~24日)

暦は「葭(あし)が生え始めた」と言っていますが、東京に「葭(あし)」なんて生えてるの?

もちろん生えてます。
場所は、馴染みの不忍池。
辯天堂(べんてんどう)への参道脇に、群生して生えています。

不忍池の葦

この写真だと、上のほうに白い帯状に写っているのが葭(あし)。

ここからだと、立ち枯れたのしか見えないか…。
近くで眺めると(っていうか、カメラの望遠機能で寄ってみると…なんですが😊)

不忍池の葦

立ち枯れた葭の根元のあたりから、新しい芽が出て育ちつつありますね。
ふふふっ、暦どおりっ!

…とはいっても、この葭の存在に気が付いたのは一昨年。
それまでは、ずーっと、この暦みるだび、街暮らしなんで「葭」との遭遇は無理と思い続けていたんでした。

暦が「葭始生」と言ったら、眺めていたのは不忍池の「蓮」

眺めに出かけていたのは、同じ不忍池の「葭」ではなく「蓮」

不忍池の蓮

冬場に枯れ蓮の清掃が行われた水面に、そろそろ蓮の若芽が出始めるのもこの時期。

写真のように、蓮の芽が少し顔出す様子は、もう何年も眺めてきました。
今年も、ばっちり育ち始めてますね(*’▽’)。

おっ!空が映ってる!!

空を見上げる蓮

そこに、芽生えたばかりの可愛い蓮の葉ひとつ。…ふたつ?

空がこんな風に映ってるということは、蓮も悠々と晴れた空を見上げているってことですよね。

…しばし、蓮の上に寝転がって空を見上げる妄想。
そんな風に見とれました(*’▽’)。

しかし、こんな風に「蓮」の芽生えを眺めるために、生い茂った「葭」のあたりも、行ったり来たりしてたんですが。
なんだってずーっと気が付かなかったんだろ?

蓮の芽生えが、可愛すぎるからだと「蓮」のせいにしておこう。

◆今日は、2021年4月21日/旧暦3月10日/弥生己亥の日/月齢9.0日
◆日の出5時01分 日の入18時19分/月の出11時37分 月の入1時30分