6月19日は、太宰治の誕生日。
好きな作家は、逝った日より生まれた日が重要。
だから、誕生日には、著作を一冊。
読んで、誕生祝いです。(←全員だと多すぎるので、思春期から好きで、もう逝った作家限定。)
ってことで、今年は、太宰治が遺した若き日の手紙集。
『太宰治の手紙 返事は必ず必ず要りません』(河出文庫)を選び、遺された手紙を通して、太宰の素顔に迫れないかなぁ…と。
収録されているのは、太宰が24歳~31歳までの8年間に出した100通の手紙。
目次を見ただけでも、なんとまぁ、筆まめだぁ~。
いやいや、この時代の方としては、こんな感じなのかな?
今日は、太宰治の命日「桜桃忌」でもある偶然。
太宰は、1909年6月19日青森県北津軽郡で生まれ。
逝った日はちょっと複雑で、1948年6月13日に入水自殺し、遺体が発見されたのが6月19日なので、この日を「桜桃忌」とした。
だから、やはり桜桃も供えなきゃ。
…と出かけたものの、いろいろあって、入手したのは「茘枝(らいち)」(-_-;)。
今年は、国産のさくらんぼの品ぞろえが悪く、しかも高価すぎ。
どうしようかなぁと思っているうち、ふらふらっと…これになった💦。
さて、太宰様。
今年は、桜桃は入手困難。
かわりにと言っては何ですが、遥々、大陸から渡ってきた「茘枝(らいち)」をどうぞ。
うーん、さくらんぼの代わりにしては、ゴツゴツしすぎか。
でも、美味ですよ。
ということで、太宰治様。
お誕生日おめでとうございますっ!
◆今日は、2021年6月19日/旧暦5月10日/皐月戊戌の日/月齢8.7日
◆日の出4時25分 日の入19時00分/月の出12時40分 月の入0時21分