七十二候は「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」の時期です。(7月17日~21日)
暦は「鷹の雛の巣立ちの準備の日々」と言っています。
つまり、雛が、巣立ったのちも生きてゆけるように、生きる術を親鳥から伝授される日々。
だから「学習」という字が使われているんですね。
暦は「鷹」と限定していますが、そういえば、いまごろはいろんな野鳥の巣立ちの日々かもしれません。
たとえば、街中でもけっこうお馴染みのツバメ。
外出の少ない今年は出会えないだろなぁと思っていたら、ラッキーなことに偶然遭遇!!
三叉路で行き来する車に道を譲るためにちょっと足を踏み入れたビルの駐車場の端っこ。
ささやかな気配を感じて見上げたら彼らが顔出していました。
そこへ、空気を切り裂くように親鳥がやってきて…。
ああっ!早すぎて親鳥の写真を撮ることはできませんっ💦
しかし、可愛い黄色いくちばしはばっちり見たよっ!
このツバメの雛との逢瀬が、7月上旬。
もう二週間近くたつから、とっくに成長しただろなぁ。
彼らも今頃、生きる術を学んで、街中の空を切り取るようにまっすぐ、びゅんびゅん飛び交っているはずです。
外はすでに30度を超す酷暑。
ツバメは暑くないんでしょうか?
…なんて、エアコン効いた部屋から晴れた空見上げて、今日は、ツバメのことを思ったりします。
◆今日は、2021年7月18日/旧暦6月9日/水無月丁卯の日/月齢8.1日
◆日の出4時38分 日の入18時56分/月の出12時45分 月の入23時55分