七十二候は「鶺鴒鳴」に。かつて渡り鳥だった鶺鴒も、今は留鳥。外をうろつけば結構出会いはたやすいですが…さて。あっ!いましたっ(*’▽’)。/旧暦8/9・丙寅

七十二候は「鶺鴒鳴(せきれいなく)」の時期です。(9月12日~17日)

「鶺鴒が、北から渡ってきて鳴く頃」と暦。

暦がこう言い出すと、春夏秋冬いつでも遭遇可能な「鶺鴒(せきれい)」も、この暦が現役だった江戸時代には、渡り鳥だったんだなぁ…と思いを馳せる。

そして、季節を象徴するものも、こうして、時代によって少しずつ変わってゆく面白さを感じてみたりします。
いや、これも気候変動のせいなのか?
面白がってる場合じゃなかったりして…。

とはいえカラダが小さい鶺鴒。
しかも、鳩や烏ほどには存在していないので、外に出ない今年は、出会うのは難しいかなぁ。

いや、いましたっ!

買い物のため外に出た勢いで、近所の根津神社までお参り。
その境内に、「鶺鴒」の…カップル?
いや、すごい偶然だぁ(*’▽’)。

鶺鴒

うっ!動きがちょこまか早いので、ブレましたっ💦
でも、確かに二羽!!

そのまましつこくシャッターチャンスを狙う。

まずは、黒っぽい柄のこの写真をGET!

鶺鴒

そして、もう一羽は、シックなグレイが素敵(*’▽’)。

鶺鴒

ところで、彼らは、雄雌のカップルかしら?
…と図鑑を調べる。

実は、「鶺鴒」といわれる野鳥の種は、実はたくさんあって、彼らは「セグロセキレイ」という種じゃないか?
とすると、黒っぽいのが雄で、グレイが雌

目の上に白い帯があるというから、たぶん、間違いはないかと思います。
…写真が若干ブレブレなんで、ちょっと確認しずらいですが(-_-;)。

さて、屋外は、残暑が戻ったとしても、過ごしやすい日々に。
となると、植物観察に加えて、野鳥観察も楽しい季節です。

ああ、コロナ禍。
もういいかげんに去ってほしいなぁ。

◆今日は、2021年9月15日/旧暦8月9日/葉月丙寅の日/月齢8.1日
◆日の出5時23分 日の入17時49分/月の出14時13分 月の入23時49分