七十二候は「腐草為螢」に。「蛍が飛び交う季節到来」と暦。となれば、母の庭に広がる草叢ながめ、蛍探しなどしてみたくなる。いないけど。/旧暦5/15・丁酉

七十二候は「腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)」の時期です。(6月11日~15日)

ちょっと難し気な暦のコトバは、「腐草」=「腐った草」、「為螢」=「蛍になる」の意味。
暦は「腐った草から、蛍が生まれた」と言っています。

蛍は羽化するまでは土中で待機。
羽化するやいなや、草叢に登場し、ヒカリながら飛び交うのだとか。
だから、腐った草から生まれたように見えたのでしょうか?

ちなみに、蛍は「朽草」の別名まで持っています。

そして、暦が言うように、今頃が蛍のシーズンです。

あの草叢この草叢。母の庭には、蛍がいそうな草叢がたくさん!

暦が「腐草為螢」いう頃に福島帰省。

母の家の裏庭には、草叢が広がり、そのすぐ近くに小川も流れ、もしや蛍がいたりする?
…とか、期待しつつ眺めたり。(←いや、いませんって(*’▽’)

たとえば、姫紫苑が揺れるこの草叢とか。

姫紫苑の草叢

たとえば、どくだみが群生するここならどお?

どくだみ

小川の土手あたりには、昼顔が密やかに咲く。

昼顔

ここなら、もしや蛍の一匹、二匹ぐらいは…。

いやいや、田舎町とはいえ、近くを自家用車が行き来するし、減ったと言っても、果樹園、野菜畑、田んぼもあれば、農薬も散布。
うーん、蛍には難しい環境かなぁ。

◆今日は、2022年6月13日/旧暦5月15日/皐月丁酉の日/月齢13.6日
◆日の出4時25分 日の入18時58分/月の出17時43分 月の入2時53分