七十二候は「鴻雁北(こうがんかえる)」の時期です。(4月10日~14日)
暦の上では「玄鳥至(つばめきたる)」で南からつばめがやって来て(リアルではまだ出会えてない😢)、代わりに「雁が北へ帰ってゆく」のが今頃。
この時期の、暦のコトバは、海を越え、国境を越えなんとなくダイナミックな印象を持ちます。
そして、実際のところ不忍池の野鳥たちはどうしてる?
ああ、もうすっかり旅たったようです。
不忍池畔をぐるりと巡ってみましたが…。
夕暮れ近くだったこともあって、渡り鳥どころか、今日は留め鳥にも出会えません。
うーむ。
せめて、彼らを見送りたかったなぁ~とか思う。
彼らというのは、北へ旅たつ前の、黒頭巾をかぶったような百合鴎(ゆりかもめ)。
これは、百合鴎の夏羽。
北への渡りが近づく今頃から、少しずつ夏羽に変わってゆくんだとかで、つまり、頭巾をかぶって旅支度ってことです(*’▽’)。
毎年今頃なら、十分間に合うんですが、異例の気温の高さは、野鳥たちの旅たちも早まっちゃってるんだろうか?
うーむ、うーむ。
北の空を眺めて、さよなら鴎、鴨たちよ。
と、小さくつぶやいてみる。
◆今日は、2023年4月13日/旧暦・閏2月23日/如月辛丑の日/月齢22.4日/下弦の月
◆日の出5時12分 日の入18時12分/月の出0時48分 月の入10時11分