二十四節気は「穀雨」に。今頃の雨は、穀物の芽生えを潤わす慈雨。振り出した雨に、樹々草々も暖かく潤う。/旧暦3/1・戊申

今日は、二十四節気の「穀雨」です。

暦が「穀雨」という頃の雨は、静かに降って、芽生えた穀物を豊かに潤す。

ほんのひと月、ふた月前ならば雨降れば、冷たく寒々しくだったのが、もうこんな季節なんだぁ。

草草に雨降り注ぐ

「穀雨」の頃の雨は、暖かさを孕んで、降ってあたりを柔らかく潤わせます。

雨降った草地や木々の葉を眺めて、ヒトのココロも潤う季節。

…が、「穀雨」という季節かな。

なじみの草地も、雨に洗われて、いつもより清々しいイメージ。

草地

樹々の葉に落ちた雨粒は、水晶みたいな煌めきをたたえ。

葉っぱに水滴

葉の雨粒

雨が上がれば、日差しでキラキラ。

ふーむ。
考えてみれば、雨降りに日をこんな豊かに楽しめるのはこの季節だけかも。

これから、梅雨に入り雨ばかりの日々、そしてゲリラ豪雨の夏に台風。
そんな日々に振り回されてるうち、冷たい冬の雨の日々…だもの。

春から初夏の雨の日は、貴重。
積極的に楽しまなければと、いまさらに決意(*’▽’)。

◆今日は、2023年4月20日/旧暦3月1日/弥生戊申の日/月齢29.4日/新月
◆日の出5時03分 日の入18時18分/月の出5時01分 月の入18時25分