過ごしやすい日々は、皇居の庭観察。その1は、お茶の花咲く茶畑。…って珍しいらしい?/10/7=旧8/25・丙辰

東京のど真ん中に、なぜか小ぶりの茶畑。

って、コレ、皇居東御苑にある茶畑です。

皇居の茶畑

皇居東御苑のケヤキの芝生&松の芝生と呼ばれるエリアにあって、巨大な天守閣の石垣から見渡したなら、向かって右手。
かつては、ここに江戸城の本丸があり、この茶畑のすぐ南側は例の「松の廊下」(浅野長矩が吉良義央を切りつけたあの…)があったとか。

茶の木の花が咲くのは、10月~11月。
それを見たくての庭観察です

お茶は、葉を摘み、茶葉にするから、原則花は咲かせないらしく、お茶の花に遭遇するってけっこう難しい。
皇居の茶畑は、茶摘み用ではないと知って、ずーっと楽しみに待っていました。

とはいえ、今日は、10月といっても、まだ上旬。
花が咲くには早いかなぁ?

いやいや、早々に咲いていますよ!

茶の花

今年は、何の花でも咲くのがやけに早いような…。
茶の花もその例外じゃあなかったみたいです。

ああ、早めにやってきてよかったです。

お茶の花は、さすがツバキ科だけあって、椿にそっくり!

…あたりまえか(笑)。

茶の花

こぞって下向きに花咲くのが、ツバキと違うところかな?

あっ!実までなってる??

確かに生ってますね。

茶の実

こちらは、茶色く熟してるみたい。

茶の実

お茶の実は、熟しきると、中央から三つに割れて、中から種が飛びだすとか?
ああ、こうなれば、次回の茶畑観察は、種を見る!
…ですね。

ちなみに…。

皇居の庭に、茶畑があることも。
茶の花や実の知識も、ぜーんぶこの本が教えてくれた。

木下栄三著『皇居東御苑の草木帖

皇居の庭の本

おかげで、過ごしやすい日は、どうも皇居の庭に入りびたりの日々になりがちです。

◆今日は、2015年10月7日/旧暦8月25日/葉月丙辰の日
◆日の出5時40分 日の入17時18分/月の出0時17分 月の入14時05分