七十二候は「竹笋生」に。えっ?ちょっと遅すぎ?いや暦どおりに出てくるシュツとした筍あるんです(^-^) /旧暦4/12・癸丑

七十二候は「竹笋生(たけのこしょうず)」の時期です(5月16日~20日)。

「竹笋=筍が、出始める頃です」
…と暦は言ってますが孟宗竹系はもうとっくに終了。

スーパーの店頭にはもう水煮のパックが売られているのみとなりました。

実際、東京の竹林 in 皇居東御苑でも…。

孟宗竹系筍

筍が顔出したのは、染井吉野が終わった4月上旬。

今年は、そうだそうだと思い出して…。

竹の秋

4月下旬には、「竹の秋」まで堪能しました。

竹は、筍が出る春には栄養分を筍の成長に費やして、だから、葉っぱの方は、黄色く枯れる。
周りは、若々しい青葉だらけの中ちょっと不思議な光景です。

そして…。

育った筍

「竹の秋」の頃の筍の方は、こんな。
この時点で、食べるには育ちすぎ。

だから、ここで暦が言う「竹笋=筍」は、孟宗竹系ではないのは明白です。

暦は、きっとこの筍のコトを言っている…と思う。

母の庭に顔出す「真竹」の筍

真竹

孟宗竹よりほっそり。
出てきたのをぽっきり折って収穫する…って採りやすく。(孟宗竹は、たしか掘るんだよね。)
灰汁も少ない。
扱いやすいやつ。

しかし、東京の…少なくとも我が町のスーパーにも八百屋さんにもまったく並ばず。

食べたければ「出たよ」の母の声を聞いたら帰省するしかない。
あるいは送ってもらうか…。
うーん。

ちなみに、今年は、まだ筍の“タ”の字も母の口から聞いてないのでまだみたいですね。
毎年暦どおりなんですが、今年はやっぱり季節の巡りが少しゆっくりみたいです。

しかし、筍…うーん、水煮でもいいから食べとくか?
実は、孟宗竹系の筍も食べ忘れたんで悩みます。

◆今日は、2019年5月16日/旧暦4月12日/卯月癸丑の日/月齢11.2日
◆日の出4時36分 日の入18時39分/月の出15時45分 月の入3時03分