都内の菊まつり。巣鴨⇒湯島天神とまわって、まずは「菊人形」を堪能(*’▽’)/旧暦10/17・甲寅

東京都内の「菊まつり」は、結局「菊人形」めぐりから(*’▽’)

巣鴨「すがも中山道菊まつり」のメインたる「菊人形」
毎年、おとぎ話や神話などからテーマを取るみたいですが、今年は…。

巣鴨菊人形

岩を持ち上げるおっさん?

いやいや、いやいや、失礼っ💦。

巣鴨菊人形

この方は古事記ワールドのカミサマ・天手力男神(アメノタジカラオ)です。

弟・素戔嗚尊(スサノオノミコト)の乱暴に怒って、「天の岩戸」に天照大神がこもってしまい、世界は闇の中。
天照大神になんとか外に出ていただかなければと、あれこれ策を講じ、天照大神が岩戸を少し開けた、その一瞬の隙。
その大岩を開け、エイッと下界に投げ捨てたカミサマがこの方です。

ほほぉ~今年はずいぶん渋いセレクション。
「天の岩戸」のお話は有名だけどね。

しかし、菊の花だけで着物の様子を描いて見せるこの手法。
やっぱなかなかですよねぇ。

もっと菊人形を見たくなり、一路「湯島天神」へ!

ホントは、巣鴨⇒新宿御苑の予定だったんですが、変更変更。
もうこれは「菊人形」を眺める一日にしよう!と、向かった先は湯島天神。

というのも、ここの菊人形のテーマは毎年NHK大河ドラマから。

するってーと「いだてん」だから、今年は背広着たおっさんと足袋シューズはいたランニングシャツのおっさん??
…まさか(◎_◎;)と、かなり気になっていたのでした。

しかし、今年のテーマは「万葉集」

湯島天神の菊人形

大伴旅人と女官(?)と…。

湯島菊人形 山上憶良

山上憶良でありました。

ああ、今年は令和元年記念をテーマに持ってきたんですね。
まあ、当たり前かぁ。
華やかさの欠片らもない「いだてん」菊人形も見たかった気がするけどね(*’▽’)。(⇒私は超いだてんファン!)

ということで、思わず、都内の「菊人形」を堪能し、やぁ~っと「菊まつり」鑑賞のスタートを切った次第です。

ちなみに…。

湯島天神は、菊まつりの要素がコンパクトにギュッと固まっているのが魅力。

今年も「懸崖つくり」「千輪咲き」などの「細工物」から、菊の花だけで大きな絵を描くように作る「盆庭」まで、すべて健在でありました。(⇒ほぼ昨年と同じなので詳しくはこちら)

「菊まつり」初心者には、菊人形も含め湯島天神がおすすめです。

そして、インパクトを求めるなら「巣鴨」ですね、ふふふっ( *´艸`)

◆今日は、2019年11月13日/旧暦10月17日/神無月甲寅の日/月齢16.0日
◆日の出6時14分 日の入16時36分/月の出17時17分 月の入6時28分