「春土用」の日々は、春の草々も様々に咲く。
そうなんですよねぇ。
夏直前。
ここぞとばかりに、草々が花咲かせる時期がまさに今っ💦
例年ならば、春土用入りと知れば、雑草観察に忙しいはずなんだよなぁ…。
いやいや、ならば出かけてみましょう。
自粛の日々でも、ひとり散歩なら安全だろうと、家から往復1時間以内の距離を観察してみました。
この時期は、黄色い花が優勢。
まず遭遇したのは「野芥子(のげし)」…かな?
薊(あざみ)みたいなとげがあったら「鬼野芥子(おにのげし)」だけど、やはり野芥子だと思います。
そして、いちばん目についたのは、この黄色い花。
「鬼田平子(おにたびらこ)」です。
遠目ではちまちました花ですが、近寄ってみると華やかです。
「酢漿草(かたばみ)」もけっこう長いこと咲いている。
今年はじめて遭遇したのは、3月上旬ごろだと思うが、この先もまだまだ出会いそうです。
花の頃が長いのは「紫酢漿草(むらさきかたばみ)」も同様。
酢漿草は夜は閉じる花なんで、午後になると、もう半分眠っているのがちょっと残念。
さて、この時期黄色い花といえばの「蒲公英(たんぽぽ)」。
いつも染井吉野が散る頃に、盛んに咲き始めるのですが、今年はまだ盛りに至ってない?
いや、駆除された?
あまり見つからなくて少し焦る💦
蒲公英は多年草。
なのに、毎年咲くと記憶している場所には咲いていないかったのでした(T_T)。
代わりにといってはなんですが…。
何故か、アスファルトの隙間から「菜の花」が咲いているのに数か所遭遇。
もしかして、密かに菜種蒔く秘密結社とかあったりする?
その他、いつものあれとかこれとか。
この時期眺めたかった、ぺんぺん草こと「薺(なずな)」の群生。
近づいてよーく見ると、超かわいい「繁縷(はこべ)」。
存在感たっぷりの「春紫苑(はるじおん)」
行って20分、帰って20分の距離でも、けっこうたくさんの春の草。
9種類ほど見つけましたっ!
外のモノには一切触らず、だれとも話さずでもこれは楽しい。
またやろうっ!
◆今日は、2020年4月17日/旧暦3月25日/弥生庚寅の日/月齢23.7日
◆日の出5時06分 日の入18時16分/月の出2時23分 月の入12時49分