七十二候は「禾乃登」に。暦は「稲が実る時期」と言うので、同じくイネ科の草を眺めに参る。おなじみの狗尾草だけど、ああ、少しだけ熟したかな?/旧暦7/19・甲子

七十二候は「禾乃登(こくものすなわちみのる)」の時期です。(9月3日~7日)

「禾」は、「こくもの」と読んで「穀物」のことだそう。
つまり、暦は「穀物の実る時期になりました」と言っている。

いまごろ実といえば、代表格はやはり
つまりこんな風ね。

稲穂

今年は、どこの田んぼにも出かけてないので、ちょっと不明な稲穂の状態。
さて、危険な暑さの影響はあるのかないのか?
あっても良き影響だといいけれど…と、秋の収穫物のことが少し心配な晩夏です。

稲穂を眺める予定もなくて、ならばと、イネ科の草を眺めに出かける。

って、おなじみの狗尾草なんですが😊。

狗尾草

うーむ。
なあんか、まだ穂は熟せず、まるで真夏のような光景ですなぁ…。
まだ青々。

例年ならば、もう少し、穂が熟していい感じに枯れた感じになってくるんだけどなぁ。

場所を変えて、少し回遊。

同じ種類の草でも、生えてる場所で生育具合は少しずつ違うからね。

おっ!ここはどうだっ!そろそろ穂が熟し始めてないかしら?

狗尾草

うんうん、そうそう、こんな感じ。

狗尾草

青々した上の写真に比べれば、少しだけ、うすーく茶色くなってきている。
このまま穂が熟してゆけばいい感じに茶色くなって、最後はパラパラと実を落とす。

部屋に飾るなら、青々としたうちに採取したほうがいいのだけど、イネ科の草がこうして熟してくると、ホッとするなぁ。

残暑というには暑すぎる日々だけど、ちゃんと秋がそこまで来てる感じが少し。

ちなみに、本日の最高気温は、34℃。最低気温は25℃…ぎりぎり熱帯夜回避だろか?
…みたいな感じだけどね。

◆今日は、2023年9月3日/旧暦7月19日/文月甲子の日/月齢17.7日
◆日の出5時14分 日の入18時07分/月の出20時05分 月の入8時32分